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  第2回大規模データマネージメントコンファレンス
  〜さまざまな分野での大規模システム〜    
 

開催日時: 2004.3.17(水),18(木)
開催場所: けいはんなプラザ(京都府相楽郡精華町)
主催: けいはんな文化学術協会

   
  1.「科学技術計算におけるItanium2の実力」  
 
大阪大学 堀越将司
 
  インテルItanium2プロセッサ/1.5GHz(4way)のマシンにおける各種ベンチマーク結果を紹介する。 NEC SX-6、HP Alpha Server ES40、日立 SR8000 F1、インテルPentium4 プロセッサ、富士通PRIMEPOWERなどの様々なプロセッサの結果と比較して、Itanium2の実力を判断する。
ベンチマークは実際に科学技術計算で使用している流体コード、粒子コード、輸送コードに加え、姫野ベンチマークも用い、各製品の得手・不得手の傾向を報告する。
 
     
   
  2.「HPC環境における高速共有ファイルシステム」  
 
日本電気株式会社 橋本ユキ子
 
  HPC(High Performance Computing)環境において、高速なデータ共有機能を提供する NEC グローバル・ファイル・システム(GFS)について紹介します。 NEC GFSは、FC-SAN構成のシステムにおいて高速なファイルI/O性能を提供するNFSをベースとする共有ファイルシステムです。 本講演では、このNEC GFSの機能や構成、事例について紹介いたします。  
     
   
   
  3.「自動車開発における大規模計算の現状と未来」  
 
日本SGI株式会社 谷口勝巳
 
  自動車開発における数値計算(CAE)の利用は、1980年代以降の四半世紀でめざましい発展を遂げてきた。これは、衝突安全分野でのCAEの適用や、コンピュータ性能の飛躍的な向上と低コスト化が大きな要因と言えるが、現状、「どのような問題」について、「どのような試み」がされ、それらが「どのように発展」していこうかとしているかについて考えてみたい。
 
       
 
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  4.「バイオインフォマティクスにおける大規模データ管理」  
 
三菱スペース・ソフトウエア株式会社 谷嶋成樹
 
  今日、バイオインフォマティクスはゲノム解析やポストゲノム解析の実験研究支援における情報科学的アプローチとして不可欠なものとなっている。バイオインフォマティクスは研究支援のための単なるソフトウェアツールから脱皮し、大規模ストレージや多数の計算機と一体化した巨大な計算機システムに成長した。本講演では大規模なバイオインフォマティクスシステムの構築例を紹介し、今後より良いシステム化に際して望まれている技術について考察する。

ストリーミング未提供
 
   
 
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  5.「映像のデジタル・ワークフロー改革」  
 
日本SGI株式会社 金子 隆
 
  映像の制作現場の中心である放送局を例にとり、今までの歴史を振返りながらフルデジタル基盤構築へむけての課題点などを列挙し、今後のデジタルワークフローのありかたを中心に紹介する。現在の放送局におけるデジタルアーカイブの仕組みの利点と課題から、今後の放送デジタル基盤のありかたとデジタルワークフロー改革まで、映像の扱いについて「入」と「出」の間のワークフローをどのように考えていくかを紹介する。

ストリーミング未提供

     
   
   
  6.「プラント設計・開発の高度化について」  
 
独立行政法人 防災科学技術研究所 佐藤一雄
 
  原子力プラントのような複雑系を、より高い透明度でより確実に取り扱うためのエンジニアリングについて紹介する。原子力分野においてはハードウェアとしての複雑性、ソフトウェア体系、人間系の複雑さが加味されるところに大きな特徴がある。原子力研究機関の研究開発の貴重な経験から抽象化した記述体系をスーパーコンピューティング、計算機ネットワーク、データベース、 CAD/CAM/CAE等々の技術を用いて仮想空間中に実体化するための概念、手法について紹介する。
 
   
   
   
  7.「POS情報のDWH構築事例紹介」  
 
日本オラクル株式会社 大林裕明
 
  コンビニエンスストア本部は、機会損失の低減、店舗売上の向上にむけて、より短期間で多くの情報を把握し、適切な曜日・時間帯・頻度・数での商品の発注・配送を行う必要があります。製品ニーズの細分化や流行サイクルの短期化により、ますますDWH構築運営の困難さが増している状況に対して、大規模データベースの利用・運用時に求められる各種要件にどのようにORACLEを適用したかを説明します。

ストリーミング未提供
 
     
   
   
  8.「天気の値段を決める計算 〜これまでとこれから〜」  
 
株式会社日立製作所 高橋 俊
 
  あなたにとって明日が晴であることの価値は50円で、雨が降ると気分が滅入るので -100円の価値があるとしましょう。とすると、あなたは明日、天気次第で 50円得するか、100円損するか不確定ということになります。この明日を確定する方法は、、、
まず天候デリバティブとは何かをお話します。続いて、天気の値段を決める考え方から計算、そして実際に値段を決めるときのデータと性能について考えます。続いて、これから計算量が増えていくことに対処する方法について考えます。
 
     
   
   
  9.「ブロードバンド時代のISPシステムについて」  
 
ニフティ株式会社 鈴木隆一/前島一就
 
  ブロードバンドインターネットに対応した高速・高信頼のインターネット接続サービスを実現するためのシステム構築と運用をご紹介いたします。
1.コンシューマ向けサービスの特徴
2.高速・高信頼化への取り組み
3.インターネットサービスを提供するシステム事例

ストリーミング未提供

   
   
   
  10.「素粒子物理学実験・Belle実験とコンピューティング」  
 
高エネルギー加速器研究機構 片山伸彦
 
  高エネルギー加速器研究機構で行われている「Bファクトリー実験」は、「CP対称性の破れ」を主要研究テーマとする国際共同実験です。この実験を支えているのは、高度な実験技術と、その両輪の高強度加速器および高性能測定器です。加速器強度増強に伴い増加するデータ量の解析に対応できる計算機資源の現状と今後の課題についてご説明いたします。
 
   
   
   
  11.「ゲノムデータベースの構築と提供」  
 
国立遺伝学研究所 宮崎 智
 
  2004年2月現在、Prokaryoteでは150を超える種のゲノム配列がDDBJ EMBL Genbank 国際塩基配列データベースから提供されている。しかしながら、登録された原著データは最小限のアノテーションしか付加されていない場合が多い。このような背景のもと我々は、微生物ゲノムデータのいっそうの充実を目指して、「Gene Trek in Prokaryote Space」プロジェクトを発足した。 124種の原核生物を対象にして実行した成果とともに、ゲノム配列データ解析のためのGRIDと Web servicesを基礎とした計算環境の構築事例を紹介する。
 
   
   
 



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